富山市議会議長への依頼書


(甲2号証)

令和4年11月21日

富山市議会議長

鋪田 博紀 様

富山県 富山市XXXX

安田 慎  印

(携帯電話 090-XXXX-XXXX)

 

 立山の峰々が雪化粧する季節となってまいりました。

 鋪田議長におかれましては、ますますご清栄のこととお慶び申しあげます。

 

 さて、X市に住む中学生A君のことは耳に入っておられますか。

 近所の話ですと、随分と評判がよくないようです。学校での授業態度が悪く、友達関係でもトラブルが多い。友達のお金を持って行ったという噂もあるようです。これが地元の記者の耳に入りました。すると、このA君、保育園、小学校時代もいろいろと問題を起こしたという話が相次ぎ、地元紙が報道するまでになったのです。

 

 保護者からの苦情などもあって、とうとう、その学校を管轄する地元の教育委員会では、周辺の児童生徒、学校に対して、「A君と付き合わないように。友達だった人はその関係を絶つように」との通達を出したのです。

 

 でもA君も、その両親や兄弟も、嘆いているようです。

 「なぜ、自分たちに直接、聞いて確認してくれなかったのだろう」と。

 

 聡明な鋪田議長なら、すでにお気づきでしょう。

 これは、富山市議会が宗教法人、世界平和統一家庭連合に対して、事実関係や報道内容等について十分な調査・確認などをされず、一方的に9月28日、「特定の宗教団体及びその関連団体との関係を一切絶つ」との決議をしたことを指しています。

 

 教育現場で、いじめの被害があったとされた場合、当事者や家族の言い分を聞くことなく、一方的に断罪することは横暴ではないでしょうか。病気の人を診察することなく、見聞した話だけで診断を下す医師がいるでしょうか。

 

 テレビ・新聞などのメディアによる集中豪雨のごとき批判記事が連日報じられてきました。その多くは、家庭連合を敵対視する弁護士やジャーナリスト、そして、家庭連合への恨みを抱いている「元信者」たちです。彼らが「真実」を語っているという確たる証拠はあるのでしょうか。

 

 私をはじめ、私の多くの友人、家庭連合の信徒も、先の市長選で、藤井裕久市長を応援させていただきました。私たちは、藤井市長が掲げる「しあわせ日本一とやま」を共に実現したく勤勉に働き、納税しています。また富山市に住める幸福と恩恵を享受したいと願ってきました。

 

 それなのに、評判の悪い家庭連合の信徒という理由だけで、その恩恵を享受する資格はないというのでしょうか。

 私は改めて富山市議会で、この問題を真剣に討議してほしいと強く求めます。

 

 陳情という形であれば、ただ議員の皆様に閲覧されて、素通りされる可能性があります。それでは、私たちの追い詰められた心理的な状況も、実生活での圧迫した環境も全く改善されません。(実際、これまで何度も利用してきた県内の公的施設が最近、家庭連合で借りようとして断られました。また、富山教会の前の空き地を時々、臨時の駐車場としてお借りできたのですが、最近になって、そこの地主が「今後は貸さない」と通告してきました。これは昨今の報道や議会での決定が大きく影響しているものと思われます)

 

 ですから、事態の改善を図るには、請願という形で議会に提出したく存じます。実は知り合いの市議会議員に、請願の紹介議員になってくれないか、と頼んだのですが、「勘弁してほしい」と断られました。それでも、私は簡単にあきらめることはできません。

 

 どうか、富山市に住む一市民の切なる希望をかなえてもらうため、鋪田議長に請願の紹介議員を受けていただきたく伏してお願いする次第です。

 

 受けていただけます場合は、同封の請願の文書に押印してください。どうしても難しい場合は、その理由を請願文書の隅にでも書いてください。その文書を市議会議会事務局に預けていただければ、私が取りに行きます。(携帯電話 090-XXXX-XXXX)

 

 12月議会に提出する関係で、11月25日午後までに結果をしりたいです。

 どうぞ、よろしくお願いします。